【体験談】沖縄でダイビングショップにワーキングスタディしてきた

生活

今から約3年前24歳の頃に、沖縄の海と、リゾート感に憧れ、ダイビングインストラクターとして本気で働こうと思い、ダイビングショップにワーキングスタディで働いていたことがあります。

ダイビングインストラクターのなり方や、聞きなれないワーキングスタディ制度とは何なのか、給料、労働環境など、ご紹介ます。

ワーキングスタディとは

1シーズン、ダイビングの仕事をしながら、インストラクターの資格を取ることができる制度のことを言います。通常インストラクターの資格取得には200万円近いお金がかかるといわれています。その費用をダイビングショップが負担するというものです。

インストラクターを目指す人は、基本この方法でインストラクターになります。

ワーキングスタディの主な特典

  • ダイビングのプロ資格ダイブマスターを無料で取得できる
  • インストラクター取得費用を何割か負担してくれる
  • ダイビング機材を卸値で購入可能
  • 100本以上のダイビング経験
  • 寮に無料で住める

ショップによって異なりますが、僕が働いていて、周りのワーキングスタディしている人達も似たような環境でした。

なぜ就職ではなくワーキングスタディが必要なのか

ダイビングのプロになろうとすると、200万円近くかかるといわれています。専門学校ですと、その倍の400万円程度かかります。

内訳
ダイビングの資格は順に取っていかなければならないので、オープンウォーター、アドバンスドオープンウォーター、レスキューダイバーの順で取得すると約40万円ほどの費用が掛かります。それに加えて、ダイビングマスターの取得条件に15万円、さらにダイビング経験40本以上が必要です。ダイビングが1ダイブ6000円程度なので単純に24万円。その後インストラクター試験が20万円と必要経験ダイブ数100本で今までのダイビング数との差が約50本として30万円となります。
ざっと計算してみましたが、129万円でした。ほかにも移動費や宿泊費、機材、いろいろ必要ですが、ワーキングスタディなら、自己負担はどこのショップも、インストラクター試験代と、機材代くらいだと思います。
このワーキングスタディ中にいろいろなショップの友人ができて、インストラクターを取った時に違うショップに転職したりする人が多いと思います。

ワーキングスタディの仕事内容

ワーキングスタディ生の仕事内容は、ダイビングショップの業務全般です。接客、機材準備、後片付け、送迎などたくさんあります。その業務の間に、自分のダイビング講習のトレーニングをしてもらうことになります。

  • お客様の機材準備・洗浄
  • お客様の送迎業務
  • ライセンス講習の学科試験の対応
  • ライセンス講習海洋実習のサポート
  • 体験ダイビングのサポート
  • ファンダイビングの引率
  • ダイビングタンクのチャージ

大体このくらいでしょうか。

ダイビング業務にかかわるほぼ全てを手伝います。

ワーキングスタディの体験談(本音)

ワーキングスタディを募集しているサイトでは言えない本音を紹介します。

ワーキングスタディの気になる給料

ダイビングインストラクターで18万円+歩合で忙しさにより3-6万円程度でしょうか。

ワーキングスタディだと、大体月6万円が相場です。給料というより手当ですね。
そのほかに、寮を無料で使えたり、車も貸してくれたり、食事は無料、休日のダイビング無料などお店によって特典があるので、HPなどをしっかり確認してみましょう。

ワーキングスタディに必要なもの(準備)

  • オープンウォーターのCカード
    必要ないこともありますが、さすがに未経験は…
  • 貯金
    少しあったほうが折角の沖縄を楽しめます
  • 運転免許
    送迎があるから必須のお店が多い
  • 潜水士の資格
    各都道府県で受けれます。沖縄では試験回数が少ないので、事前に取得しておくとやる気も伝わると思います。そんなに難しい資格ではないです。
  • 海への愛
    ダイビングの業務って朝も早く、終わりも遅くて、内容もかなりハードです。
    海への愛がないと心が折れてしまうかもしれません。

逆に必要ないものは

  • 軽機材
    フィンやマスクはしっかりとしたものが必要になります。自分で買わずにダイビングショップと仲のいい機材屋さんで安く買えるはずです。
  • 重機材
    軽機材と一緒です。安くても15万くらいはかかるでしょうけど。
  • ウエットスーツ
    大体フルオーダーで作ります。ツーピースが沖縄は多い気がします相場4万円弱。
  • 住むところ
    寮が自由に使えるところが多いです。

機材は結構前任者のが残っていたり先輩が格安で譲ってくれたりするかもしれません!お金の心配はあまりいらないかもしれませんね。

ワーキングスタディを楽しく終える為に

お店選びは、慎重に。私がもし相談されたとしたら一度ファンダイビングに行ってみることをお勧めしますね。見てくるのは

  • 人間関係
    正直一番大切ですねこれを見てくるのは絶対条件
  • みんな楽しそうか?
    忙しいだけで、すべてが作業になってしまっているショップもあります。好みですがお客さんとのコミュニケーションをしっかりとれてるショップがいいですよね。体験ダイビングばっかりのショップはお客さんの入れ替えが多くきついかもしれません。
  • 自社ボートがあるのか
    できればボートがあるお店が、毎回船に乗れてボートダイブできるので楽しいと思います。
  • ショップの位置が田舎すぎないか
    那覇以外はかなり田舎です。本島の北の方に住むと、休みの日に行くところがないので、注意が必要です。

200万円かかるライセンス費用が無料になるので、もちろん仕事はしかっりしないといけませんが、忘れられない貴重な体験になること間違いなしです。毎日いろんなお客さんと出会い、楽しいですよ。

ダイビングは趣味にして、沖縄でリゾートバイト

ダイビングは趣味で楽しむのも一つの手段です。沖縄のホテルでリゾートバイトをしながら、アドバンス講習まで取りに来ている人を見かけたことがあります。リゾートバイトでお金をためて、期間が終わったら、ダイビングショップにワーキングスタディに行くのもいいかもしれませんね。

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